司法書士試験の問題は、午前択一35問、午後択一35問記述2問で成り立っています。
解く順番についてですが、
もちろん1問目から順番に解いてもいいのですが、
1問目から解かないといけないわけではありません。
感覚として、午前も午後も1問目に解くのに時間のかかる問題がある気がします。
最初に心を折りにきてる、とでもいいましょうか。
なので私は1問目は後で解くようにしていました。
参考までに、私の場合は次の順番で解いてました。
午前:刑法→会社法→民法→憲法
午後:不動産登記法→商業登記法→民訴以外のマイナー科目→民訴→記述
午前については、刑法から解きました。
これは、試験開始直後から頭はフル回転しないだろうし、
知識があればあまり考えないで正解に辿り着けるからです。
次の会社法も同様。
ここまででエンジンがかかってきたかな、となるので民法に取り掛かります。
で、最後に憲法。
残った時間をたっぷり使って解きました。
午後については択一問題を1時間で解くことを目標にしていたため、
まずは択一の不登法、商登法を解き、1時間の中から残った時間でマイナー科目を処理する、
というようにしていました。
民訴等のマイナー科目が得意ではなかったため、あまり悩まないようにするためです。
で、択一を解いてから記述を解く。
中には最初に記述を解く人もいるのでしょうが、私にその選択肢はありませんでした。
なぜなら、記述がいくらできていようとも、
択一が基準点を突破しなければ採点されないからです。
それに、記述問題は解く時間をコントロールできないことが多いからです。
なので択一→記述の順番で解きました。
解き方は人それぞれです。
自分に最適な方法を探すことも合格への近道だと思います。